トラブルに巻き込まれやすい人だけでなく、弁護士に相談をしたり仕事を依頼したりする機会の多い人がいます。
それは企業の経営者です。
企業はその活動の中でたくさんの法律に触れます。
法律問題というのはその内容は多岐にわたりますし専門知識を多く要します。
企業の経営者や法務部で働く職員は、契約書の作成やクレーム対応といった法律知識を必要とする仕事を行なっています。
しかし、このような仕事に携わっている職員は皆が専門知識を十分に有しているわけではないため、その仕事内容の精度やスピードというのが思うように得られず生産性の低い仕事になることも多いのです。

そこで、企業は顧問弁護士を雇い入れて、会社内での法律に関わる仕事を弁護士に依頼をするということが行われています。
顧問弁護士がいることで、仕事の負担を減らすことができますし、相談できる専門家がいることで仕事の精度も高まります。
また、万が一会社内で大きなトラブルが起きてしまった時にも弁護士が適切な指導を行ってくれます。
法的見地からの話し合いだけでなく、場合によっては裁判沙汰に発展することもあります。
そのような時に会社事情をきちんとわかっている弁護士が対応をしてくれるのはとても心強いため、企業は弁護士を雇い入れるのです。

昨今は法律社会になり、様々なトラブルが法的解決されるようになりました。
以前までは話し合いをすることで解決をすることができたことが今では話し合いでは解決がしなかったり、話し合いに応じてもらうことさえもしてもらえないために法的措置をとらなければならないことも多くあるのです。

では、具体的にどのような相談が弁護士には持ち掛けられるのでしょうか。
私たちが該当者になる可能性の高いものは民事事件です。
テレビで弁護シーンとしてよく出てくる殺人事件のような刑事罰を下すかどうかを判断するものは刑事事件といい、当事者間の権利義務関係が検討される問題が民事事件と言われます。
民事事件には隣人とのトラブルや離婚や相続といった家事事件、お金の貸し借りといったことがトラブルとしてあげられます。

日常生活でトラブルに巻き込まれやすい人というのはいます。
相手との距離感が近すぎるタイプの人は迷惑も気にせず声をかけてきたり迷惑の概念がずれていたりもします。
また、自分の意見を言えないタイプの人は相手からつけ込まれてそれがトラブルに発展することもあります。
自分では意見が言えないために弁護士に仲裁してもらわなければならないことも出てきてしまうのです。

日常生活で私たちは弁護士にお世話になることはないと思っている人が大多数です。
これは、弁護士の仕事というとテレビドラマで出てくるような殺人事件の裁判で弁護をしている場面を思い浮かべるためです。
私たちが日常生活で法廷に立つことはなかなか想像ができません。
しかし、法廷で弁護をする以外にも弁護士の仕事はたくさんあり、私たちの生活に関わりの深いこともたくさんあるのです。

弁護士は、法律の専門家であり、日常生活の中で起こる様々なトラブルに対して法的な対処を行なってくれます。
その範囲は犯罪に関わるような刑事事件だけでなく、生活の中で起こる隣人とのトラブルや家庭内の揉め事、会社内での不当な扱いへの対応、交通事故被害者の慰謝料請求の相談といった民事事件と言われるものも仕事の範囲に含まれるのです。
もちろん、民事事件も場合によっては裁判所で裁判官の判決で解決をすることもありますが、そこまで発展せずに依頼人の代理人として話し合いを行い解決をしたり必要な書類を作成したりするケースもあります。
このようなトラブルはいつ、自分が当事者になることかわからないことですし、弁護士自身もこのような民事事件に関わる仕事の方が年間を通して取り扱っていることが多いです。

では、このような弁護士に相談する人たちは具体的にどのようなトラブルを抱えているのでしょうか。
ここでは、弁護士が日頃抱えている民事事件の内容やその依頼者の特徴について紹介をしていきます。
このようなことを知っていると、自分が当事者になった時に的確に行動ができますし、トラブルを回避することにも役立ちます。